(出所:外為オンライン)
8日の米国株は小幅に上昇、NYダウ6ドル高(+0.02%)、ナスダック40ポイント高(+0.48%)でした。為替市場は目立った動きなし。
「段階的な関税撤廃が第1段階の合意に含まれる」としている中国側に対し、トランプ大統領は「合意していない」通商協議は「上手く行っている」としています。
一旦は米当局者から合意を確認したとの報道が出たり、中国側の発表から数日経過しての「合意していない」発言が出るあたりは駆け引きが行われている模様。
根底には米大統領選が来年に迫る中、トランプ政権が対中強硬策に出れないという観測が株式市場を支えています。
最新のIMMポジションでは、円ショートとユーロショートが増加、ポンドショートはほぼ解消しています。
ポジションからはポンドの上昇が止まりそうなものの、同時に株式市場がリスクオンのため下げにくい環境でもあります。
日銀ETF買い余力が支える日本株と米大統領選が支える米国株、これが安定している間は為替の動きは鈍いとみています。
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※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。