20日はトランプ大統領のFRB利上げ批判「再燃」となりました。インタビューや資金集めのパーティー等で不満を漏らしています。トランプ大統領はFRBへの不満を漏らすとともに、中国やEUは為替操作をしていると発言。貿易戦争中はFRBも支援すべきと言った論調になっています。
トランプ大統領のFRB利上げ批判、中国・EUの為替操作を受け、ドルは下落しました。ドル円は節目の110円、ユーロドルも節目の1.15に迫っています。米国株は米中貿易摩擦緩和期待から上昇、NYダウは89ドル高(+0.35%)、ナスダックは4ポイント高(+0.06%)でした。
投機筋のドルロングが溜まる中、繰り返し申し上げて来ましたが、トランプ大統領の利上げ批判は無視できません。今週後半にはジャクソンホール公演でパウエルFRB議長が発言します。9月FOMCへ向け、FRBのスタンスが変わるか?投資家の関心が集まりそうです。
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