15日のトルコリラ相場は続伸。主要通貨ではドルが高く、ドルインデックスは一時96.98ポイントまで上昇しました。米国株は下落、NYダウは137ドル安(-0.54%)、ナスダックは96ポイント安(-1.23%)でした。ファンダメンタルズから見ればドル高ですが、投機筋のポジションが既にドル買いへ傾いており、なかなかドル高が加速して行きません。ドル買い持ちの参加者は、トランプ大統領がドル安を望んでいる事に警戒しながらやっている状況です。
個人的にも11/6米中間選挙まで、現在のドル高トレンドが続いていくとは考えていません。今秋はドルの売り場探しと考えています。トルコリラは対ドルで6.0割れ、対円で19円手前まで買い戻されました。トルコリラ相場は危機前のレンジ下限、対円22円や対ドル5.0を回復するには、まだ時間がかかりそうです。まずは米国人牧師解放問題に注目しておきます。
解放されればある程度リラ買いのインパクトはあると見ています。それでも危機前のレンジ下限に届くか届かないか程度でしょう。しばらくはトルコリラ円で買いポジションに対する両建てと、追加の戻り売りを続けて見ます。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。