7日のドル円は東京→ロンドンで買われ、114円台前半へ上昇。NY時間に入ると売りが優勢となり、113円台後半でクローズしました。ユーロドルは久しぶりの安値1.1553まで下落したものの、下げ足はゆっくりとなっています。
市場ではサウジアラビアの汚職取り締まりが、株価やドルの重しとなっています。最新の情報では、企業や個人の口座1200が凍結されたと報道されており、リスク回避要因とされています。
ドル円はもともとIMM円ショートが溜まっており、年内の米税制改革可決や北朝鮮問題の平和的解決が実現しないと、115円を上抜けてどんどん上昇する展開にはならないのかもしれません。米税制改革と北朝鮮問題に引き続き投資家の関心が集まりそうです。
アジア歴訪中のトランプ大統領は、8日午前中に韓国国会で演説を行い中国へ。今回のアジア歴訪のヤマ場と見られている米中首脳会談を迎えます。減少していない対中貿易赤字と北朝鮮問題について、どのような発言が出てくるか注目しましょう。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。