19日のNYダウは144ドル高、S&P500とともに史上最高値を更新。ナスダックも大幅高となりました。先週FOMCを通過し、今週は一気に株価が上昇しています。
NY連銀ダドリー総裁の発言等が伝わったものの、株価やクロス円は日本のボーナス時期の直前に強い動きをすることが良くあります。具体的には6月後半と11月後半です。季節要因から株高+円安のトレンドに入っているという見方も出来そうです。
7月半ば~8月中に突発的なリスク要因が浮上→株価暴落という年がありました。今年も同じような流れで見ておきたいと思います。世界的な株高に関しては、トレンドになっており、特に材料が無くても上げていますし、悪材料が出ても上げているという状況です。買い手が居なくなるまで、もしくはチャートが下向きになるまで上昇しそうです。
株式市場が上昇トレンドに乗っている間は、為替市場も波乱なく、ドル円はじり高となりそうです。ただし、最新のIMM円ショートは5万枚あり、ドル円115円レベルまで行った場合、相当にポジションが傾いてしまうと予想されます。買い手の余力が無くなれば(買い切ってしまう)、やはり上昇は止まると思われます。
ドル円は、下に突っ込んだところを買ったり、上げきったところを狙って売るなど、ポジションを見つつ逆張りが良さそうです。ユーロドルは、直近急激に溜まった投機の買いポジションが、整理させるのを待っている状態かと思います。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。