10日は前日に突然解任となったFBIコミー長官が話題に。米大統領選へのロシア関与疑惑が晴れない中、シリア空爆から突然「米ロ関係は最悪」とのCMが始まりました。表向きは疑惑を晴らすための演出、裏では「結構仲が良い」という印象。その証拠として、空爆直後でもティラーソン国務長官は訪露を断られず、それどころかラブロフ外相・プーチン大統領と長時間に渡って会談しています。
今回のFBIコミー長官の件でも、解任直後にラブロフ外相が訪米しています。米中ロ関係は、かなり良さそうです。ローゼングレンボストン地区連銀総裁からは、年4回の利上げ示唆発言がありました。FRBは現在の環境が続けば、3・6・9・12月の年4回利上げが十分に実施できるでしょう。
年3回から年4回への利上げ加速観測に加え、年内バランスシート縮小観測が目先のドル高を後押しする材料になっています。投機IMM円ショートがまた膨らんでくるはずです。これを見ながらポジションを作っていきます。
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