12日はトランプ大統領がWSJとのインタビューで「ドルは強くなり過ぎている」と発言したことを受けドルが急落。米10年債利回りも、レンジ下限2.3%を完全に割り込み「底割れ」しています。ドル円は108円台後半まで下落し、昨年11月から始まったトランプラリーの上昇分が無くなって来ました。13日の日経平均株価も年初来安値を更新しています。緊張が高まっている北朝鮮は外国人記者に向け、「重要なイベントに備えよ」と通知しているようです。また、トランプ大統領は中国を為替操作国に認定しない見通しを話しています。人民元買い介入を行ってきた中国に対し、人民元安誘導をしているとするには、かなり無理があったわけですが、やはり矛盾しているものはどうすることも出来ず、為替操作国に認定しない見通しとなりました。
一部では選挙公約違反と見なされています。今晩は米金融機関が決算を発表します。イースター休暇入りを控えているため、まとめて発表されます。市場はシリア・北朝鮮情勢に関心が向かっており、北朝鮮と大国(米・中・ロ)の動向に注目が集まっています。4/15は故金日成主席生誕105周年となりますが、日本政府は韓国旅行者にさえ「情報に注意してください」という程度の注意喚起に留めています。当面は米軍サイドからの攻撃は無いのかもしれません。それでも4/15故金日成主席生誕105周年、4/23仏大統領選第1回投票と週末リスクの高い週が続きます。
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