14日のダウは39ドル高、18,138ドルでクローズしています。為替市場は引き続き「ドルじり高」が継続。投資家が一番気にしているのは米10年債利回りです。これがNY終盤に上昇した事から、大幅高で推移していた米国株が上げ幅を縮小したと思われます。米大手金融機関の決算は、市場予想を上回ったとの事ですが、決算に関してはアナリスト予想が常に低いため、上回って当たり前の世界です。おそらく金融機関所属のアナリストが、株を上昇させるための手段になっているのでしょう。唯一ネガティブなケースは、低くしてある予想をさらに下回った時ですが、総じてそのような結果になる事は稀です。そのため減益続きの予想以上という決算が良く出る事になります。米消費関連の重要指標である米9月小売売上高は、+0.6%(予想+0.6%)、除自動車+0.5%(予想+0.5%)と予想通りの結果となっています。来週以降もドルじり高の予想。トランプ勝利という大波乱が無い限りは、大きなリスク要因は無く、12月利上げ実施となりそうです。
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