おはようございます、ドル円の売りポジションは売った価格と同じ109.90で買戻しとなりました。何度も利益確定のチャンスがあっただけに残念です、一時は109.47まで下押しする場面があったのですが…。FOMCが近づけばNYダウが反転し→円安という流れに戻ってしまいました。他にも107円台で下押しできなかったことや12月が近いので欧米勢は大きなポジションを閉じて「お休みモード」に入ったのではないでしょうか?これで安易に「円買い」もできなくなりました。ユーロドルも下落、原油も下落で世界株高とすべて10月、11月の流れが逆流しています。
現状は短期筋の円売りが溜まっています。FOMC後、思わぬ円高には注意が必要です。この先の為替相場ですが方向感なく推移しそうです。最近はほとんどトレードをしていないので来年以降の投資戦略についてよく考えています。遊びでNZドル円を1枚85.0円で買ってみたのですが、これを10年放置したらどうなるんでしょうか?
現状はNZが8.25、日本が0.50でしょうか。1日173円のスワップ金利が発生しました。NZドルは売り込まれると30円近く下落することもあり、最近のレバレッジ+短期筋中心市場では要注意の通貨です。日銀が「利上げ」NZが「利下げ」のスタンスを取った場合、どんどん円高になると仮定してもNZドル円が「0円」になるとは思えません。現実的に考えれば円高にオーバーシュートしてもせいぜい40円くらいでしょうか。
金利差逆転に関しては「ほぼ考えられない」と思います。今後世界中が利下げ局面に入った場合はなおさら日銀だけがどんどん利上げとはいかないでしょう。ではNZドル円を85円で1枚買った場合、ありえませんが0円になってもマイナス85万です。つまり90万あれば20年でも30年でも持っていることができます。10年後の経済・金利動向は不明ですが、想像するに85円で買ったNZドル円の10年後の「損益分岐点」は30円くらいでしょう。おそらく12、3年で損益分岐点が0円を下回ります。金利差逆転が起こっていない限りは「ぼろ儲け」です。
来年はデイトレも当然しますが、上記のような超長期投資も実行していきます。一番リスクが低いのは「暴落したときに少しづつ買っていくこと」です。豪ドル円はサブプライム直後で86円まで下落していますので、次の暴落でまた少し買っていくを繰り返せばよいでしょう。このあたりはわかっていても「暴落+円高」になっているときにはエントリーしにくいもんです。あらかじめ準備をしておくことが重要です。向こう10年暴落が起きないことなどありえません。
高金利通貨は最近のレバレッジでは簡単に30円くらい下落してきます。うまく下落したときを小額で拾っていければ老後は安泰かもしれないですね。とりあえず実験でNZドル円85.0円1枚を10年放置してみます。その他、10年投資用指値でユーロ円160.0で1枚、豪ドル円95.0で1枚入れておきます。余裕資金のない方は暴落したときに買えば良いでしょう。目安は豪ドル80円から下、NZドルは60円から下、ユーロは150円から下で1枚づつ時間をかけて買って行きましょう。
とにかく買った豪ドルとNZドルを20年くらい放置してみます。結果は20年後もこのブログが存在すれば…。あと南アランドも16,15,14,13,12,11,10,9,…と0円まで1枚づつ買って20年放置してみます。ランドとかリラの場合は本当に価値が0円になるかもしれませんね(笑)
11月の収支▲946,000円
10月の収支+1,437,000円
9月の収支+1,095,000円
8月の収支▲219,000円
7月の収支+785,000円
6月の収支+1,576,000円
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。