週末はブリュッセルで開催されたEU首脳会議にて、EU離脱交渉の「離脱協定案」「政治宣言案」に正式合意となりました。正式合意を受け、週明け時間外のポンド相場は窓開け上昇スタートになったものの、窓を埋めて上値の思い動きが続いています。今後は英議会で承認を得られるかに関心が集まっており、万一過半数の賛成が得られない場合、再びハードブレグジット(合意なき離脱)懸念が高まりそうです。
ユーロ相場は、独・ユーロ圏の11月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を下回り、景気減速懸念から売られました。イタリア予算案も引き続きユーロの重しとなっています。今週はブエノスアイレスG20で米中の歩み寄りが見られるか?イタリア予算案、12月FOMCへ向けたFRB当局者発言、ブラックフライデー・サイバーマンデー〜クリスマス商戦、感謝祭明けの米株式市場が材料になりそうです。
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