(出所:外為オンライン)
10日の米国株は下落。S&P500種91ポイント安(-1.54%)、ナスダック総合317ポイント安(-1.63%)でした。為替市場は円高+ドル高。
米12月雇用統計は、非農業部門雇用者数25.6万人(予想16.0万人)、失業率4.1%(予想4.2%)、平均時給・前年同月比3.9%(予想4.0%)と、全体的に強い結果でした。
強い米雇用統計を受け、米利下げ観測が後退→米金利高+米ドル高+米株安となりました。米10年債利回りは4.762%へ上昇しています。
複数の関係者の話として、日銀がコアコアCPIの見通しを上方修正する公算が大きいとの報道を受け、円が買われました。
日銀は1/23-24に会合を予定しており、物価見通し上方修正に加えて、利上げが実施されるか注目が集まっています。
現状の0.25%が中立金利とは考えにくく、ペースはともかく1.0%程度までは引き上げられそうです。
為替市場は円高+ドル高+ユーロ安+ポンド安の流れになっています。このまま株安の年になった場合は、円相場もリスク回避の円高か。
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