(出所:外為オンライン)
16日の米国株は上昇。S&P500種35ポイント高(+0.64%)、ナスダック総合36ポイント高(+0.20%)でした。為替市場は円安。
米6月小売売上高は0.0%(予想-0.3%)、除く自動車0.4%(予想0.0%)と、予想を上回りました。
4/29の円買い介入は、ドル円が一時的に160円台に乗せた後、159円台で実施されました。
7/11の円買い介入は、ドル円161円台から米CPIを受けて下落する局面で実施されています。
4月高値が160円台→7月高値が161円台と、前回高値を大幅に更新できていません。
大方の市場参加者が想像しているよりも、かなり低い水準で介入となりました。
こうなると、なかなか160円台を買い上がって行くのは難しくなりそうです。
一方で日米株価が上昇していることは、リスクオンでの円売り要因となります。
7/11に続き7/12も円買い介入を行った模様。今年の推定介入額は15兆円規模と考えられます。
再びドル円が160円を超えてきた場合、また介入してくる可能性があります。
さすがに1年で18兆円とか20兆円規模となれば、円安阻止の効果が出てくるでしょう。
投資戦略は、投機筋のIMM円ショート18.2万枚の調整に時間がかかると見て、ドル円ユーロ円戻り売り。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。