(出所:外為オンライン)
11日の米国株は下落。S&P500種49ポイント安(-0.88%)、ナスダック総合364ポイント安(-1.95%)でした。為替市場は円高。
米6月CPIは前年同月比3.0%(予想3.1%、前回3.3%)、コア前年同月比3.3%(予想3.4%、前回3.4%)と、いずれも予想を下回り、前月から鈍化しました。
弱い米6月CPIを受け、9月利下げ確率が上昇。為替市場はドル売りで反応しています。
投機筋の円売りポジションが積み上がっていたものの、ドル円は4円幅で急落しており、円買い介入した可能性があります。
月末には介入の有無が判明しますが、昨日介入しているとすればサプライズです。
市場参加者は「ドル円が短期間に急騰する場面では介入あり得る」と考えていたため、弱い米CPIを受けて、ドル円が下落する場面で追い打ち介入したとなれば、珍しいパターンになります。本日も円買い介入に警戒。
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