(出所:外為オンライン)
9日の米国株は上昇。S&P500種4ポイント高(+0.07%)、ナスダック総合25ポイント高(+0.14%)でした。為替市場はドル高。
パウエルFRB議長の議会証言に関心が集まりました。インフレや雇用が鈍化傾向にあることから、市場ではハト派発言への期待が高まっていました。
ところが9月利下げ開始や年内2回利下げの明確な示唆は無く、思ったよりもハト派的ではないと受け止められてドルが買われました。
パウエル議長としては、ハト派発言により市場が過度なリスクオンに傾いてしまうと、インフレ再燃に繋がる恐れが出てきます。
市場に対しては、無駄にヒントを与えない方針なのかも知れません。そのため「今後のデータ次第」や「毎回の会合で議論」といった発言が増加しそうです。
日銀は国債買い入れ減額について金融機関等と会合を開催しています。追加利上げ時期も含めて観測記事に警戒。
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