(出所:外為オンライン)
16日の米国株はまちまち。NYダウは上昇、S&P500種10ポイント安(-0.21%)、ナスダック総合19ポイント安(-0.12%)でした。為替市場はドル高。
米3月住宅着工件数は年率換算132.1万件(予想148.4万件)、米3月建設許可件数は年率換算145.8万件(予想151.0万件)と、予想を下回りました。
ドル円は154円後半まで上昇しましたが、本邦当局は口先介入を強めることすらしていません。レートチェックも為替介入もなし。
ニュースでは仕入れ価格上昇に苦しむ飲食店の報道が流れ、経済界からも行き過ぎた円安を懸念する声が上がっています。
チャート上でも円相場は底が抜けた状態になっており、あらゆる側面から介入が必要な状況です。
これに対し、本邦当局は口先介入を強めることすらしていません。理由は不透明で極めて不可解ですが、なぜか静観しています。
ドル円は既に155円の攻防に入りつつあり、仮に介入しても150円を少し割り込む程度となりそうです。
前回2022年の介入時には、初回の介入水準から5円以上上昇する場面がありました。
今回155円超まで待ってしまうと、介入しても160円まで上昇する可能性があります。
誰が見ても手遅れという印象ですが、何か公表できない理由があるのかも知れません。
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