(出所:外為オンライン)
27日の米国株は上昇、NYダウ358ドル高(+1.51%)、ナスダック95ポイント高(+1.11%)でした。為替市場はリスクオンのドル安。
日銀は金融政策決定会合を開き、国債の無制限購入、CP・社債の買い入れ枠を20兆円に拡大することなどを決定しています。
これでFRBと日銀は、国債を無制限に購入する方針となりました。30日ECBも金融政策を発表します。共同債やコロナ債など、国債に関する議論が進みそうです。
目先は消費消滅と原油価格暴落によるデフレ圧力が強まっています。デフレ圧力が強い間は、中銀の国債無制限購入に問題はありません。
今後、世界規模の食糧難や戦争が起きたり、物が入ってこない事による物価上昇が起きてしまうと、緩和策が封じられてしまいます。
現在のデフレは、じわじわと実体経済を疲弊させるものです。最後に待ち受けるインフレは、短期間に全てを終わらせてしまう可能性があるでしょう。
28-30日は米企業決算の発表が最も集中する3日間となります。米企業決算とFOMCやECB金融政策に注目です。
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