(出所:外為オンライン)
10日の米国株は上昇、NYダウ114ドル高(+0.44%)、ナスダック6ポイント高(+0.08%)でした。米中通商交渉「決裂なし=協議継続」を受け、やや安心感が広がりました。
今後、中国側が知的財産権については法改正、補助金については撤廃となったとして、約束を守るのか?という問題が残りそうです。知的財産権の法改正では時間を稼ぎ、補助金は表向きは撤廃して別の形で支援するでしょう。
特定の企業へ補助金を入れるやり方は中国の伝統的な手法であり、半分中国企業である国外の企業についても支援して来ました。
このスタイルを完全に辞めるとは考えにくく、米国側は表向き譲歩で関税引き下げをするのか?それとも関税長期化によって年後半回復シナリオに影響が出るのか?注目していきます。
目先は中国の報復措置、消費再増税を控えた国内の指標にも注目しています。
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