(出所:外為オンライン)
1日の米国株は下落、NYダウ162ドル安(-0.61%)、ナスダック45ポイント安(-0.57%)でした。
経済指標は、米4月ISM製造業景況指数52.8(予想55.0、前回55.3)と2016年10月以来の低水準へ悪化、米4月ADP雇用統計27.5万人増(予想18.0万人増)は予想を上回りました。
製造業は弱く、雇用は強い結果が確認されました。欧州を筆頭に製造業は世界的な落ち込みが見られます。これが米中通商交渉の妥結を後押ししそうです。
米中通商交渉は「一部関税撤廃」となりそうです。全ての関税を撤廃すると中国側が約束を守らないとの指摘があります。一方で中国共産党幹部は米国・カナダ・オーストラリアに資産を移しており、資産凍結を恐れて米に対し強く出れない事情も。
結局、中国側は弱腰にならざるを得ず、国内から舐められないよう台湾の領空侵犯や、一帯一路で存在感をアピールしているように見えます。
ドル円は弱い米4月ISM製造業景況指数で下落、FOMCで利下げ観測が後退すると上昇しました。結局、111円半ばへ値を戻しています。
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