(出所:外為オンライン)
先週末の米国株は大幅下落、NYダウ460ドル安(-1.77%)、ナスダック196ポイント高(-2.50%)でした。独3月製造業購買担当者景気指数(PMI速報値)44.7(予想48.0)を受け、ドイツ・欧州の景気減速懸念が高まりました。
為替市場ではリスク回避の円高が加速、ドル円は109円台後半、ユーロ円は123円台後半まで下落しました。ユーロ圏の景気減速懸念から、トルコリラも大幅下落となりました。
今週はEU離脱案3度目の採決が予定されています。否決されれば4月12日までに対応を決める予定。既に合意なき離脱は否決されているものの、真に英国が主権を回復するには合意なき離脱しかありません。
短期的な痛みを受け入れられるかの勝負になりそうです。また、メイ首が相辞任する可能性もあり、辞任なら一時的にポンド相場が反応しそうです。EU離脱案3度目の採決と欧米経済指標に注目しましょう。
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