27日はEU離脱を巡る要人発言を受け、ポンド相場が乱高下しました。ドルはFRBクラリダ副議長の発言が「予想ほどハト派では無かった」と受け止められ上昇しました。ポンドは12/11英議会での採決が山場、ドルは年末ドル需要が下支えになっており「ドル買いが溜まっているが崩れない状態」になっています。
米国株はNYダウ108ドル高(+0.44%)、ナスダック0.8ポイント高(+0.01%)でした。
今週は30日〜アルゼンチン・ブエノスアイレスG20(12/1米中首脳会談)を控えており、週後半は様子見姿勢が強まりそうです。クドローNEC委員長は「米中首脳会談が不調に終われば、全ての中国製品に制裁関税を拡大する用意がある」と発言しています。米中の歩み寄りが見られればリスクオン、見られなければリスク回避となりそうです。
ドルに関してはパウエルFRB議長の講演にも注目が集まっています。今はドル高トレンドの転換がいつなのか?を見極める相場でしょう。
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