24日の米国株は悪材料が重なり急落しました。もともと10月相場という事で、大崩れしやすい季節でもあります。NYダウ608ドル安(-2.41%)、ナスダック329ポイント安(-4.43%)でした。米企業決算関連では、半導体メーカーTexas Instruments、AMD、Intelが総崩れでした。
米9月新築住宅販売件数55.3万件(予想62.5万件)と非常に弱い結果、住宅関連は米国のみならず世界的に頭打ちでしょう。欧州の経済指標も冴えず、イタリア予算案の件もありユーロ売りに拍車がかかりました。為替市場はリスク回避で「円買い+ドル買い+欧州通貨売り」となりました。
昨日までは日中の値幅こそ出ていたものの、NYダウ25,000ドルや日足200日線を終値で上回っていました。これらのサポートを明確に割り込んでしまったため、少なくとも今日・明日は買い手が強気になれない環境かと思います。むしろ目先は短期投資家の投げに警戒すべきでしょう。
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