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ハードブレグジット懸念後退、ポンドやユーロが上昇!対中貿易赤字が過去最大368億ドルへ。主要国通貨に対するドル高なかなか進まない。

20180906ドル円日足チャート
5日の米国株はまちまち、NYダウ22ドル高(+0.09%)、ナスダック96ポイント安(-1.19%)でした。為替市場ではポンドやユーロが買われています。ドイツと英国が主要な要求を取り下げたとの報道を好感。ハードブレグジット懸念が後退し、ポンドやユーロが買われました。

一方、NAFTA再交渉、対中追加関税、米雇用統計を控えてドルは伸び悩み。米7月貿易収支では、対中貿易赤字額が過去最大となる368億ドルへ拡大。5〜6月に大豆輸出の駆け込み需要が発生した反動と見られています。それでもトランプ政権にとっては印象の悪い結果。引き続き2,000億ドル相当の対中追加関税や、ドル高の行方に関心が集まりそうです。

なかなか方向感が出ないドル円・ユーロドルですが、本日も注目材料は変わらず、NAFTA再交渉、対中追加関税、米重要指標となります。9月末〜10月中に長い膠着状態を抜け、秋の大相場が来ることに期待。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero