22日はFOMC議事録(8/31-9/1分)が発表されました。市場が織り込んでいる「9月利上げ」を維持、貿易摩擦には懸念を表明しています。トランプ大統領はFRBの利上げを批判しつつも、イランやトルコに対してはドル高を武器に制裁しています。
貿易赤字削減へ向け、中国・EU・日本に対してはドル安、制裁中のイラン・トルコ・ロシアに対してはドル高が望ましいという状況になっています。直近、ユーロや円に対してはドル高が進行しておらず、むしろドル安傾向。人民元に対しては、元の最安値圏6.8台で止まっています。
イラン・トルコ・ロシアに対してはドル高が加速しており、中国以外は思惑通りの展開になっています。今週後半はジャクソンホール公演でのパウエル議長発言、9月1〜2週目の米重要指標、9/25-26FOMCが為替市場にとっての重要イベントになりそうです。投資戦略は10/15を目標にドル戻り売りで構えておきます。
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