25日は米欧首脳会談と米企業決算が材料になりました。トランプ大統領とユンケルEU委員長は、工業製品の関税撤廃へ向けて取り組む事、EUが液化天然ガス(LNG)と大豆の輸入拡大で合意しました。これで米国側は鉄鋼・アルミニウム関税、EU側は報復関税が軟化するとの期待が高まりました。
米株式市場は米欧首脳会談を受け、大幅なリスクオンで反応しました。NYダウは172ドル高(+0.68%)、ナスダックは91ポイント高(+1.17%)でした。 米長期金利が上昇したものの、為替市場はドル安でした。本日はECB金融政策+ドラギ総裁会見、アマゾンやインテルなど米企業決算が材料になりそうです。
膠着していたユーロドルにも、少し動きが出るかもしれません。ドル円は110円台後半と、株式市場がリスクオンにも関わらず上値が重くなっています。この辺りは、月末の日銀金融政策決定会合で「引き締めへ舵を切るかもしれない」という憶測が、効いているかもしれません。
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