先週のドル円相場は、2015年から続いていた長期レジスタンスラインを突破しました。しばらくは押し目買い優勢の「上値追い」となりそうです。ドル円のリスク要因はトランプ政権です。トランプ政権は11月中間選挙へ向けて貿易赤字を意識しており、現在は対中輸入関税に集中しています。
これが日本の自動車や円安誘導に言及されるようになると、ドル円急落という場面もあるかもしれません。ただし、11月の米中間選挙を通過すれば、ドル円と日米株価は上昇すると予想しています。ユーロドル、ポンドドルでのドル高は加速せず、週末は「欧州通貨買い+ドル売り」で引けました。
ドル相場は、米国へ資金が向かうことを意識してドル買いなのか?貿易戦争でドル売りなのか?リスクオンならドル売りなのか?ドル買いなのか?投資家の間で定まっていない感じがします。そのためユーロドル相場は難しそうです。今週はドル円が「どこまで上値を試せるか?」注目しておきます。
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