2日は貿易摩擦懸念からリスク回避で始まりました。日経平均は一時500円超下落する場面があり、為替もリスク回避で円高+ドル高に振れていました。ダウ先物も一時200ドル超下落していたものの、NYクローズでは切り返して35ドル高でした。NYダウは先週末に上髭、昨日は下髭を伸ばして気迷いムードが漂っています。
為替市場もリスクオンなのかリスクオフなのか定まりません。1日の間にリスクオンに振れたり、リスクオフに振れたりを繰り返しています。結局のところ投資家は、トランプ政権や中国・EU・カナダなどが、どの程度本気で関税合戦を繰り広げるのか?企業業績にどの程度悪影響が出るのか?読み切れずにいるかと思います。
この不透明感が難しい相場にしていると考えられます。6日から関税発動→報復関税となれば、貿易戦争が激化する可能性があります。その後は米企業決算が始まりますから、貿易戦争の影響を企業経営者がどう考えているのかなどが伝わってくるでしょう。それを受けて投資家心理が動いていくと思われます。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。