12日の米国株式市場では、鉄鋼・アルミニウム関税導入の懸念からボーイング・キャタピラーが下落。NYダウは157ドル安、ナスダックは史上最高値更新となりました。
ドルは米2月平均時給の伸び悩みを受け、利上げ加速観測が後退し売られています。目先の為替市場はドル・円・ユーロすべて膠着状態に入っており、ドル円は105-108、ユーロドルは1.22-1.25の狭いレンジで推移しています。
ドルインデックスチャートを見ると、91ポイントあたりが重くなっており、ドル買い戻しの勢いが弱まりつつあります。今のところ、米利上げが加速しないことやドルが安いことが、米国株式市場にはプラスに働いています。
永遠にゴルディロックス相場が続くとも思えません。2019年あたりが正念場になりそうです。今晩は21:30米2月消費者物価指数に注目が集まっています。国内では引き続き森友学園問題、米国では中間選挙へ向けた動きが材料になりそうです。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。