2日は日銀黒田総裁の「19年度ごろ出口を検討間違いない」発言から、ドル円・クロス円が値を崩しました。
発言はあくまでも19年度ごろに物価目標2%を達成するという、従来の見通しを説明しているだけなのですが、市場やマスメディアに揚げ足を取られた格好になりました。
また、トランプ政権の鉄鋼・アルミニウムに対する輸入関税示唆から貿易戦争懸念が台頭。リスク回避で円高+株安に振れ、混乱したまま週末の取引を終えました。
週末には独・伊政治リスクがやや後退、週明けユーロ買いから始まったものの、買いは続かず失速しています。
とにかく市場に材料が多過ぎて、投資家らも何を軸に戦略を立てれば良いか、わからなくなっている頃でしょう。今はポジションがないため、様子をみながらじっくり投資戦略を考えたいと思います。
今週はもトランプ関税から週末米雇用統計まで材料の多い1週間です。個人的にはトランプ関税と主要国の金融政策絡みのイベントに注目しています。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。