先週末に発表された米11月雇用統計は、非農業部門雇用者数22.8万人増(19.5万人増)、失業率4.1%(予想4.1%)、平均時給+0.2%(予想+0.3%)となりました。
これで米12月利上げは確定したものの、賃金の伸びが加速していないことから、2018年の利上げペースを4回以上とするのは難しそうです。今回はハト派FOMCになると予想しています。
来週22日までの注目材料は、米税制改革法案と中東・東アジアの地政学的リスクです。
北朝鮮問題も先が見えてきており、結論も限られてきました。現状ほぼ間違いないと言えるのは、1.北朝鮮は核保有、2.米中は朝鮮半島の非核化、3.中国は全面的な石油禁輸をしないという事です。
こうなると結末は1.亡命・クーデーター、2.軍事衝突のどちらかになると思われます。100%負ける軍事衝突よりも、亡命を選ぶ可能性が結構あると見ています。
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