22日は衆議院総選挙が実施され与党が圧勝しました。自民党単独で「絶対安定多数」を確保する完全勝利に終わっています。市場にとっては事前予想通りでサプライズでは無かったものの、与党圧勝=円安で素直に反応しています。
ドル円は114円台、最新のIMM円ショートは101,286枚。昨年11月に起きたトランプラリーでは、投機ポジションが秋口まで円ロングに傾いており、これが円ショートへ大きく転換しての大幅円安でした。今回は既に円ショートに傾いており、(円安に振れた場合でも)進行はゆっくりになると思われます。
一方でIMMユーロは90,452枚のロングとなっています。かなりポジションが傾いている中、26日ECB金融政策発表→ドラギ総裁会見を迎えます。利食い売りに押されるか?それとも来年のテーパリング示唆を受け一段だとなるか?
その他、まもなく発表されるFRB「次期」議長人事にも注目が集まっています。タカ派議長かハト派議長かで、決まった直後は多少ドルに影響がありそうです。
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