今週は2日23:00米9月ISM製造業景況指数~6日21:30米9月雇用統計まで、米重要指標の発表が目白押しとなっています。中国では国慶節(大型連休)のため、今週の上海市場は休場となります。
北朝鮮問題に関しては、北京を訪問しているティラーソン国務長官は「北朝鮮とは複数のチャンネルがある」「対話の意思があるか探っている」と述べ、ナウアート報道官は「北朝鮮は非核化への対話に関心を示していない」と述べ、トランプ大統領は「時間の無駄」とツイッターでつぶやいています。
市場は米朝のやり取りに慣れが出てきており、大きな反応を示さなくなっています。今後は「軍事衝突の有無」だけが、相場を大きく動かす材料になりそうです。
最新のIMMポジションは「他通貨買い(円やドルが弱い)」に傾いており、9/26までの1週間に投機筋は「リスクオン」に賭けていたことが伺えます。一方でリスクオン方向へのポジションは市場に溜まっており、表面化しているリスクは無いが、買い余力が限られてきているというのが現状かと思います。
引き続き決定的な材料に欠く中、米重要指標を確認していくことになりそうです。それでは今週も頑張りましょう。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。