週明け4日はレイバーデーのため米国が休場でした。ドル円は北朝鮮6回目の核実験を受け、前日比57銭小幅下落に留まっています。
国連安保理は新たな制裁措置を11日に採決を望むとしていますが、中国・ロシアは制裁強化に後ろ向きで全く機能していません。
北朝鮮の挑発を非難する日米と、北朝鮮を支援する中ロの足並みが揃うはずもなく、敵対する者同士が同じテーブルで協議しているという奇妙な会合です。
北朝鮮問題に関しては、専門家の間では「核・ミサイル放棄はあり得ない」というのがコンセンサス。最終的に軍事衝突か、なし崩し的に核保有を認める格好になりそうです。
仮に核保有を認めるのであれば、金融市場への影響は無さそうです。万一、軍事衝突となった場合には、日韓に被害が出るようだと、ショックでドル円が10円程度円高に振れるかもしれません。
北朝鮮の技術が進む速さを考えれば、1年以内に何らかの結論に達していそうな問題です。
本日は13:30豪RBAキャッシュターゲットが発表されます。RBA声明と豪ドル相場に注目。その他、イベントは予定されていないため、今日から再開される米議会と債務上限引き上げ問題関連に注目しておきます。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。