7日のドル円は小動き、NYダウは小幅10連騰でした。もともと低いボラティリティがさらに低下している模様。新規の材料にも乏しくなり、夏枯れムードが漂っています。
潜在的リスク要因は多くあるものの、なかなか表面化してきません。それでも今年ショック0回ですから、そろそろ警戒しておくべきかと思います。
北朝鮮情勢は動きがあり、米国は制裁を強化(セカンダリー制裁へ)しつつ、一方でティラーソン国務長官は「ミサイル発射実験中止」を対話の条件にすると発言しています。制裁強化と対話条件軟化を同時に進めているように見えます。
ただし、北朝鮮はこれをやめると何も残らないですから、条件を受け入れるかどうか怪しいところです。中国も債務が膨張して相当にきな臭い状態になっていますが、問題が表面化するまで市場は無視しつづけますから、いつ表面化するかが鍵になりそうです。
為替市場では、週後半に発表される米インフレ関連指標に少し関心が集まっています。それ以外は夏枯れムードのなか、新たな材料待ちでしょう。
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