週末に発表された7/18時点のIMMポジションは、円ショートが126,919枚、ユーロロングが91,321枚、豪ドルロングが51,536枚となりました。
投機筋は6月末から円キャリー取引を囃し立て、クロス円を買い上げて来たわけですが、ドル円に関してはおそらく持ち値を大きく下回っており、苦しい状態になっているかと思われます。
それでも米株式市場が安定している間は、大きな円高圧力はかかりにくい状態ですが、万一米国株が崩れるような材料が出てくると、クロス円(特にドル円)で投げが出てもおかしくありません。
一方で、ドル安も止まらず、ドルインデックスは93ポイント台まで下落してきました。
今週は米企業決算に加えて、欧米日英で経済指標が多く発表されます。また、トランプ政権関連の報道にも注目。ヘルスケア法案を議会休会前にめどを立てられるのか?他にもロシアゲート絡みなど話題が多い状態が続きます。
ドル円が大きく戻る可能性は低いと思われます。円ショートが積み上がっていることも話題になりそうです。今後はさらなる下落に警戒すべきでしょう。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。