先週末は東京時間に日銀が「指値オペ+国債買い入れ500億円増額」のセットを打ち出し、市場は円売りで反応。米6月雇用統計は、非農業部門雇用者数22.2万人(予想17.8万人)、失業率4.4%(予想4.3%)、平均時給+0.2%(予想+0.3%)となりました。平均時給が予想を小幅に下回ったものの、全体的には強い結果だったと思います。ドル円は一時114円台前半まで上昇、NYダウは94ドル高でした。
今週は12日(水)に利上げ観測の高まっているカナダ中銀が金融政策を発表します。カナダドル買いポジションも溜まっており、イベント前後でどちらに動くか難しいでしょう。その他、米地区連銀経済報告(ベージュブック)と米インフレ関連指標に注目。
今後は夏枯れが意識される時期に入ってきます。投機の円キャリーが引き続き話題です。最新のIMM円ショートが75,000枚超となっており、クロス円を「どこまで買い上げられるか?だけが見どころ」という相場です。
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