18日の欧米市場では、EU首脳会議が始まっており欧州要人発言が出てきていますが反応はありませんでした。経済指標では(米) 新規失業保険申請件数38.8万件(予想36.5万件)、(米) 10月フィラデルフィア連銀景況指数5.7(予想1.0)、(米) 9月景気先行指数 [前月比]+0.6%(予想+0.2%)とまちまちの結果になっています。ドル円はフィリー指数の好結果を受けて79.45まで上昇し200日線を瞬間上回りましたが、ここで利食い売りに押されています。それでも下押しは限定的でドル円・クロス円は底堅い推移となっています。ドル円はいずれ200日線を超えて80円台を回復するイメージで見ています。長期ではドル円、豪ドル円は押し目買いスタンスを継続します。30日に開催される日銀金融政策決定会合に期待が高まっており、その思惑で円売りとなっている部分も大きいですが、失望で通過しても大きく円高になって行くよりも揉み合い~小幅円安で年末まで見ています。本格的な円安トレンドは米国が超緩和状態からの出口戦略への思惑が出始める頃かと思います。結局は米10年債利回り上昇→日米金利差拡大観測が本格的なドル円の上昇トレンドを作る材料です。
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