(出所:外為オンライン)
23日の米国株は上昇。S&P500種43ポイント高(+0.73%)、ナスダック総合192ポイント高(+0.98%)でした。為替市場はドル高+円安。
25年はFRBが4.25-4.5%から利下げ2回。日銀が0.25%から利上げ2回。ECBが3.0%から利下げ継続が見込まれています。
バイアスはFRBがタカ派、日銀とECBがハト派へ傾いています。
目先はFRBの利下げペース鈍化+日銀の利上げペース鈍化が意識されており、ドル円が上昇しやすくなっています。
12月会合前までの日銀は、半年に1回ペースの利上げが見込まれていたため、1月に利上げするか注目しています。
追加利上げが3月以降へズレ込むようだと、年1回~1.5回へ減速したことになります。
金融政策面からは、ドルが強くなり、円とユーロが弱くなると考えられますが、トランプ次期大統領は貿易相手国である人民元安や円安を嫌っており、圧力をかけてくる可能性があります。
その他、世界的にインフレ圧力が弱まった場合や、原油価格が低下した場合には、金利差縮小を通じて円高になる可能性も。
為替介入は、ドル円が162円を超える水準までは、実施されないと予想しています。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。