(出所:外為オンライン)
25日の米国株は上昇。S&P500種10ポイント安(-0.19%)、ナスダック総合7ポイント高(+0.04%)でした。為替市場はドル高。
ドル円は米消費者信頼感指数が悪化したことを受け、火曜日の日足は弱い足型で引けましたが、昨日は一転して上昇しました。
前日の弱さをみて戻り売りしていた参加者が、NYクローズまで踏みあげられ続けました。
FRBによる年内0.5%追加利下げは織り込み済み。今後発表される米経済指標が悪化しない限り、大幅なドル安は無さそうです。
円は植田総裁の「時間的な余裕がある」発言を受け、追加利下げ観測が後退しています。
日銀に関しては毎回市場が「利上げ出来ない」と予想し、会合直前になると日経新聞が引き締め報道→突然引き締めというパターンが繰り返されています。
市場予想に反して、3月には異次元緩和を一斉解除、7月には追加利上げに踏み切りしました。
円安が再燃しそうなこともあり、12月の追加利上げにも警戒が必要でしょう。
一方で日銀が公表している「物価の基調」は低下しており、物価や消費の面からは利上げする理由がありません。利上げを継続する場合、深い実質金利のマイナス解消が目的となります。
FRBは11月12月に0.25%づつ利下げ。日銀は12月に0.25%利上げをメインシナリオに、年末のドル円は141円(年始と同じ水準)と予想しています。
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