(出所:外為オンライン)
10日の米国株はまちまち、S&P500種4ポイント高(+0.10%)、ナスダック総合3ポイント安(-0.03%)でした。為替市場は円安+ドル高。
日銀植田総裁就任会見では、YCC変更・撤廃やマイナス金利解除に関して「当面は継続」と発言しました。
市場は4月か6月にYCC政策の変更もしくは撤廃を見込んでいたため、円売りで反応しています。
4/10の会見で「当面は継続」と明確に発言したことから、4月会合でのYCC修正・撤廃は考えにくくなりました。極めてハト派の会見でした。
NY連銀3月消費者調査によると、1年先の期待インフレ率が4.75%へ上昇、3年先の期待インフレ率が2.78%へ上昇しました。
先週末に発表された米3月雇用統計と合わせて、ドル買い材料となりました。
日銀が当面動かないとなれば、市場の関心は米3月CPI・PPIや米企業決算へ向かうことになりそうです。
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