(出所:外為オンライン)
16日の米国株は下落、NYダウ281ドル安(-0.85%)、ナスダック105ポイント安(-0.97%)でした。為替市場は小幅ドル高もドル円は下落。
週明けは政府・日銀共同声明への思惑から円高スタートとなりました。ドル円は15日に大幅上昇して以降は軟調。
今週は日銀金融政策会合、米11月PECデフレーターの発表が予定されています。黒田総裁会見にも注目です。
来春に日銀総裁交代を控えて、政策変更への思惑が高まりやすくなっていますが、実際に利上げするのは困難でしょう。
今年は国内金融機関が外国債権で損失を出しており、日銀まで利上げとなれば、体力のない地方銀行から経営が厳しくなると考えられます。
日銀は債権の巨額含み損にも耐えられますが、金融機関や年金・生保は信用不安に繋がってしまいます。
最大でもイールドカーブコントロールの許容幅を修正する程度と見ています。また、IMMポジションも円ショートへ傾いたままになると予想しています。
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※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。