(出所:外為オンライン)
10日の米国株は下落、NYダウ133ドル安(-0.46%)、ナスダック24ポイント安(-0.27%)でした。為替市場はドル安。
米12月雇用統計は、非農業部門雇用者数14.5万人増(予想16.4万人増)、失業率3.5%(予想3.5%)、平均時給前年比2.9%(予想3.1%)でした。
米雇用統計は予想を下回る結果になったものの、現在の米株式市場を下支えしているのは「FRBのバランスシート拡大」です。
FRBのバランスシートは昨年9月以降3.76兆ドルから4.17兆ドルへ急拡大しています。これがNYダウ27,000ドルからの上昇トレンドを作っている主因です。
これに対しパウエルFRB議長は「QEではない」を繰り返していますが、バランスシート拡大=株高という見方には変わりありません。
現在は「レポ金利急騰への対応」となっていますが、市場はQE4へ向かっていくと期待しています。そのため調整はするものの、まだ下げには転じないと見ています。
2020年はFRBのバランスシート「拡大ペース」に注目。利下げ余地・量的緩和余地を確認しつつ、2021年以降はバブル崩壊に警戒すべきでしょう。
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