(出所:外為オンライン)
21日の米国株は小幅下落、NYダウ54ドル安(-0.20%)、ナスダック20ポイント安(-0.24%)でした。為替市場は目立った動きなし。
米中通商交渉に関する情報が錯綜しており、観測報道ばかりで投資家は身動きが取れません。何かしらの決定が欲しいとのボヤキが聞こえてきます。
米中閣僚級会合では第1段階の合意を表明、これを受けて上昇してきた株高+円安が一服しています。円相場のみならず、ドルやユーロも動きが止まっており、市場参加者が完全に引いてしまった格好です。
経済指標では、米10月中古住宅販売件数546万件(予想547万件)と、金利低下を背景に堅調。米11月フィラデルフィア連銀製造業景況指数10.4(予想7.0)と予想を上回りました。
2019年の金融市場は、常に政治ネタ(米中通商交渉とEU離脱交渉)が中心でした。その政治ネタが毎回毎回「決着しそう→先延ばし」の繰り返しとなり、トレードしにくい環境が続いてしまいました。
早く次のテーマ(米大統領選挙)に市場の関心が移って欲しいところです。
→詳しい投資戦略や保有ポジションは有料メルマガにて配信しています。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。