9日の米国株は上昇、NYダウ91ドル高(+0.39%)、ナスダック60ポイント高(+0.87%)でした。FOMC議事要旨では、今後の利上げに慎重姿勢が示されました。FRBは今後発表される企業決算と経済統計を見極める見通し。当面、利上げは実施されないでしょう。
前回の利上げ局面では、金利据え置きから15ヶ月目に利下げサイクル入りしました。2007年BNPパリバ・ショックの後、利下げを開始しています。利下げ開始の直後にNYダウは史上最高値をつけ、翌3月ベア・スターンズ救済→9月リーマン・ブラザーズ破綻となりました。
利下げが実施されると、短期的には株高で反応すると思われます。まだ先の話になりますが、利下げサイクル中は株価急落への警戒が必要になるでしょう。
来週はEU離脱案採決(日本時間16日午前4時以降の予定)が実施されそうです。目先の材料として注目しておきます。米企業決算と経済統計にも注目です。
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