26日はFOMC結果と値動きに注目が集まりました。FOMC声明では「緩和的」文言が削除され、リーマン・ショック以降の金融緩和状態が解除されました。これをタカ派的と捉える向きと、中立金利を意識する向きで評価が分かれ、ドルは小幅に売り買いが交錯しました。
利上げペースに関しては、年内12月にあと1回、2019年3回、2020年1回を示唆しています。現時点ではタカ派姿勢を維持したと見られます。米国株は下落、NYダウ106ドル安(-0.40%)、ナスダック17ポイント安(-0.21%)でした。為替はドル円もユーロドルも小幅下落、米10年債利回りは下落しています。
FOMC結果を受けた金融市場の反応の鈍さからも、特にサプライズが無かった事が伺えます。今後何か大きなリスク要因が浮上した時に、現在維持しているタカ派姿勢に変化が生じるか注目しておきます。
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