先週末はジャクソンホール講演パウエルFRB議長の発言に注目が集まりました。パウエル議長は「漸進的な利上げ継続」と「利上げを急がない事」を示唆。為替市場はドル安、米株式市場はS&P500・ナスダックが最高値を更新。NYダウは133ドル高(+0.52%)、ナスダックは67ポイント高(+0.86%)でした。
円相場は株式市場のリスクオンが下支えとなり、円安に振れてクローズしました。また、トルコ市場が休場だった事から、トルコリラは落ち着いた動き。一時リラ下落に連れ安となっていたユーロは強い動きでした。
IMMポジションからは、ポンドショートが72,338枚と、かなり行き過ぎた感じ。ユーロも一旦ショートへ転換しましたが、欧州通貨の下落は止まっています。今週はNAFTA再交渉が合意に至るか、トルコ市場の再開あたりに注目しています。
8月後半は米株式市場がリスクオン相場でした。11月以降も強いと予想しており、8月から年末まで一直線にあげるかは疑問。投機筋がポジションを閉じてくる10月に調整するかもしれません。
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