24日はドル相場に大きな動きなく、トルコ中銀の金利据え置きを受け、リラ急落が起きただけの1日でした。トルコはエルドアン大統領が「利下げ」を政策目標にしており、今回の会合で金利が据え置かれるのは当然の結果です。ところが何故かマスコミは「利上げ」が大勢を占めてるかのような予想を出し、当然の据え置きでリラ急落となりました。
こういった投機筋の意図丸出しの報道をやってしまうマスメディアには注意したいですね。今後も金融政策の度に同じ事が起きそうです。市場予想の「利上げ」に対し、「え?」と思った投資家も多いでしょうが、マーケットでは昔からこの類の露骨な情報操作は行われています。
特に猛威を振るっていたのは、リーマンショック前後の米格付け会社ですが、今では完全に投資家の信用を失っており、格付け会社の判断に市場が大きく反応することは無くなりました。米国ではトランプ大統領誕生前あたりから、マーケット以外でもマスメディアが信用を失っており、マスコミ報道を誰も信じない状況になっています。
今では米大統領が大手メディアに対し「フェイクニュース」と断言する始末。日本でも同様の流れが始まっています。米国株はアルファベット決算を受けて堅調。また、トランプ政権は農家に対し120億ドルの支援策を発表しました。NYダウは197ドル高(+0.79%)、ナスダックは1ポイント安(-0.01%)でした。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。