27日はパウエルFRB議長の議会証言に注目が集まりました。証言では景気認識・インフレ見通しともに強気の発言が続き、経済データは12月以降に強まったこと、自身の経済見通しも12月以降強まったと発言しています。
これは単純に12月には年3回ペースの利上げを示唆していたものを引き上げたと受け取れます。パウエルFRBは景気過熱を抑え込むことに失敗した際、急激な利上げに迫られることをリスクと見ている模様。
パウエルFRB議長のタカ派発言を受け、米10年債利回りは上昇、株安+ドル高で素直に反応しています。ただし、予想以上にタカ派だった割には、ドルの上げ幅が限定的という印象。
このまま新たなリスクが浮上しなければ、3/20-21FOMCも強気な会合になりそうです。それでもドルの上昇圧力が弱いままか?ドルインデックスがダブルボトム形成となるかにも注目。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。