4日は米9月ISM非製造業景況指数が59.8ポイントと約12年ぶり高水準となりました。2日に発表された米9月ISM製造業景況指数に続いてポジティブサプライズとなっています。
ダウ19ドル高、連日の上昇でさすがに息切れしてきた模様。ドル円、ユーロドルともに値動きに乏しくなっており、2日連続でほぼ前日比変わらずでした。
為替市場では低下しているボラティリティに追い打ちをかけるように「金融庁FXレバレッジ規制10倍へ」という報道が話題になっています。どうやら実施されるようですが、こればかりはどうにもなりません。
FXはスプレッド(手数料)の狭さや、取引ツールの優秀さ、ドルや円など馴染みの深い商品、長く低金利の日本における高金利通貨の魅力など、多くの人気要素があります。レバレッジを200倍→50倍→25倍と、極端な規制をかけてきたにも関わらず、その人気が衰えることはありませんでした。
金しか人気のない商品市場と比べても、その差は歴然です。
レバレッジが10倍に規制されてしまうと、取引に慣れている経験豊富なトレーダーにとっては、不自由極まりない環境ですが、戦争リスクを抱えている状況を考えれば結果的に正解になるかもしれません。
短期売買には大きな痛手ですが、長期スワップ運用に関しては、多くの投資家がレバレッジ2倍以下だと思いますので、影響はほとんど無いと思われます。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。