21日はFOMC議事録(1/30-31分)に注目が集まりました。今回の議事録は、2月2日から始まった米国株暴落前のもの。タカ派の議事録が予想されるなか、大方の予想に近い「ややタカ派」という内容でした。
ダウは一時300ドル程度上昇する場面があったものの、急反落して166ドル安と、450ドル以上の値幅が出ています。ドルはFOMC議事録発表直後はドル売りで反応、米10年債利回りが2.95%へ急騰するなか、ドル買いに変わっています。
ドル円は107円台で乱高下、ユーロドルは1.22台後半へ下落しました。
最近の金融市場は米株安+ドル高になるケースが多くなっています。これは単にリスクオンの時にドルが売られていた経緯から、リスク回避時にはポジションを閉じる動きが起き、ドル高になっていると思われます。
ユーロドルは1.22前半を割り込むとミニ・ダブルトップを形成します。1.21や1.20前後が次の下値めどになりそうです。
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