20日はECBドラギ総裁会見に注目が集まりました。どうやら9/7会合からテーパリング議論を開始するようですが、9月はあくまでも議論開始に留まりそうです。それでも金融政策の方向性としては、維持→引き締めに移る段階に入っておりユーロが急騰しています。
また、NY時間にはモラー特別検察官が「トランプ大統領のビジネスについても調べている」と伝わると、ドルと株が一時売られる場面がありました。トランプ関連でドルと米長期金利が下落したことも、ユーロドルの上昇を後押ししました。
南ア中銀はサプライズで利下げ、政策金利を7.0%→6.75%へ引き下げています。世界的な好景気の波に乗り、新興国は先進国とは逆の金利スタンスになっています。ドル高+自国通貨安に対抗して、悪い利上げしていたものを下げているのが実態です。
日銀も言う通り、現在の世界景気は、史上最高値の株価、空前の企業業績、不動産価格の高騰など歴史に残るような状態になっています。これがどこまで続くのかを見極めることになりそうです。投資マネーは、株でも不動産でも、ある程度参加者が共通しています。一緒に上昇し、一緒に下がると見て間違いなさそうです。
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